廣田俊之(長崎国際テレビ・平成19年東京大学大学院中退、東北大学卒業)

●山本先生、勉強会との出会い。
アナウンサーを志したのは、仙台にいた大学4年生の4月という遅い時期でした。2ヵ月後に山本先生に初めてお会いしました。食事にも連れて行ってくださり、真剣にアナウンス受験の、大変さ、経験から得るものの大きさを語ってくださいました。先生の「諦めずに努力し続ければ大丈夫、私たちと一緒に戦おう」という言葉で、「山本勉強会なら、多くのことが学べる。自分でもきっとなれる。」そう思いました。

●受験1年目
9月に大学院の受験を終えてから、月に1、2度、夜行バスで仙台から通いました。そんな私にも山本先生、若林先生は本当に優しく、ときに厳しく接してくださいました。話し方、言葉、気配りといった、アナウンサーとして、社会人として必要なことを教えてくださいました。塾生のみんなも、昔からの友人のように、ラグビー観戦をし、一緒にお酒酒を飲み、家にも泊めてくれて、いろいろな話をしました。

自己PRの作成、書類の書き方、面接の受け応えに至るまで、ほとんど先生に作っていただいたといっても、過言ではありません。何度も書いて先生に見て頂いたおかげで、キー局のセミナー受験から数えて9回目、テレビ東京で初めて書類が通過しました。その後は大阪、名古屋、ネット局の受験で書類は通るようになりました。しかし、面接は落ち続け、5局目のCBC中部日本放送で初めて一次面接に通過しました。

片道6時間弱の仙台東京間を夜行バスと鈍行電車で22往復しました。大学を卒業した後、千葉に引っ越してからは毎週勉強会に通えるようになりました。

●気持ちを出す、周囲を気にしない、人と仲良くなる
神宮球場での六大学野球実況練習では、最初、周囲を気にして、大きな声で実況できませんでした。へたくそで、滑舌も悪く、しゃべり続けることもできない私に対して、若林先生、石原先生は周囲の目も気にせず、私よりもはるかに大きな声で実況してくださり、熱心に何度も何度も教えてくださいました。そして、「神宮に来て声出さなかったら、意味ねぇよ!」はっとしました。“上手くなくていい、注意してすぐ直らなくてもしょうがない・・・でも頑張れよ。これ以上ないってくらいやれよ。”

無言のメッセージを感じました。先生はきっとこうおっしゃっているんだ。自分の勘違いに気付いて、涙が止まらなくなりました。泣きながら、でも笑顔で実況しました。一生忘れません。
そのおかげで、周りの人を気にせず実況できるようになりました。大声の実況で、自然と滑舌も良くなりました。その経験は面接や普段の生活にも活き、人と仲良くなるのが早くなりました。

●声
ICUのキャンパスでも、若林先生は周囲を気にせず発声練習を教えてくださいました。先生にご指導をいただいて、のどが潰れないように気をつけながら、広場で大きな声で発声練習をしました。そのおかげで、声を変えることができました。

●話し方
お前は体育会系の暑苦しい部分が、印象を悪くしている。だから、早口、暑苦しい立ち振る舞い、「~っす」「すいません」の連発をやめなさい。私は覚えが悪く、何度も何度もご指摘をいただいて、直すことが出来ました。

●受験2年目
キー局は全て一次面接で落ちてしまいました。元気をなくした私に、山本先生は「諦めずに頑張ろう。ともに戦おう。」初めてお会いしたときと変わらない優しい言葉に、本当に元気づけられました。
若林先生は、仕事の後にも関わらず飲みに連れて行ってくださり、「小さくまとまるな。思いっきりやりなさい。」と励ましてくださいました。勉強会に支えられている、本当に心強い。そう思いました。

●気持ちを伝える
2回目の合宿で、「気持ちを伝えること」を教えていただきました。スポーツ大会や芸はとても楽しく、先生や仲間と飲むお酒は、格別においしかったです。
なかでも、スピーチは自分の内面を出すことができました。仲間たちが、アナウンサー、勉強会に対する想い、本音を語っていきます。そのときは私も想うままを、言葉にすることができました。気持ちを伝えようと思うと、言葉が自然に出るものなんだと、教えていただきました。

その後の面接練習で、「面接で緊張しないには、どんなテクニックがありますか?」と質問すると若林先生が「テクニックに走っているのがダメ。気持ちを伝えればいい。言葉は下手でもいい」その言葉のおかげで、翌日の長崎国際テレビの受験では、合宿のスピーチのときのように「アナウンサーしか考えられません。御社のアナウンサーになりたいです。」という想いを伝えることができました。何も考えずに面接に臨んだのは初めてでした。

●開き直る
山本先生は、最終面接の前に、「これまでやったことを信じて、自信とプライドを持って頑張りなさい!」とおっしゃってくださいました。以前から山本先生におっしゃっていただいている、「君は顔もしゃべりも良くはない。明るくバカになるしかない。開き直りなさい」の言葉を思い出し、気が楽になりました。ありのままの自分を出せました。

●運と縁
長崎国際テレビに合格できたのは、山本勉強会のおかげです。勉強会の縁、絆を大切にし、これから頑張ることで恩返しして参ります。